●いま、独特の「育てにくさ」をもつ乳幼児が増えています。親の育て方に大きな間違いはないのに、かんしゃく・聞き分けのなさ・落ち着きのなさ・気持ちのわかりにくさなど、困った行動や気になる様子が多く、親は疲れ切ってしまうのです。
●ふつう、子どもの困った行動のほとんどは、子どもらしい個性の表現です。ですから、年齢とともに理性が発達すると、自然に収まってきます。 ところが、原因が「アタッチメントのゆれ」にある場合は、次々に困った行動が増えていきます。それは、「ふつうの育て方」が逆効果になってしまうからです。
●「アタッチメントのゆれ」は、発達障害とは違います。それは、子どもが生まれながらにもっている「心理的な傾向」で、改善していくことができます。 しかし、それを知っている親は少なく、多くの親は「育て方のせい」とか、「発達障害かもしれない」と思い込み、苦しんでいるのが現状です。
●発達障害のお子さんで、同時に「アタッチメントのゆれ」を抱えているケースも少なくありません。そういったお子さんも、発達障害のせいと思われていた「困った行動」(多動・奇声・自傷・他害・パニック・こだわりなど)が、「アタッチメントのゆれ」がなくなると、少なくなるのです。
●私は千葉県の民間相談機関で、30年にわたり、「アタッチメントのゆれ」をもつ乳幼児の改善に取り組んできました。「アタッチメントのゆれ」がなくなると、子どものかわいい行動が増えてきます。気持ちがわかりやすくなり、また、親の気持ちも伝わるようになります。がんばらなくても、育ちがすすみ、親のストレスが減ってくのです。
そのためには、早期発見・早期改善が大切です。
●このWEBサイトでは、「アタッチメントのゆれ」に関する基礎知識を、くわしくお伝えしています。お子さんの「育てにくさ」に悩んでいらっしゃる方は、きっと、改善への道が発見できると思います。
→「アタッチメントのゆれ」の詳しい説明